けーろう

9月の第3月曜日は敬老の日


TLSキミキスアマガミ…これらの作品の中でお年を召されたキャラクターは
里仲軍平しかいないですね。


里仲軍平は珍しいキャラクターであると思う。
基本、主人公やヒロインの家族は兄や姉、弟、妹以外、登場していない。
まれに母親や父親が登場することもあるが、立ち絵などで描かれない。
そんななか、里仲なるみの祖父として登場する軍平は異色のキャラじゃないかと思う。


逆に疑問に思うのが、なぜ家族のキャラが軍平しか描かれていないのだろうか?


家族の姿を描かないことで親の存在を希薄にさせることもある。
だが、話の中だけに登場させることで、
手元から話した状態で語ることができ、改めて家族の存在を考えることができる。
また、登場人物たちの家庭状況およびそれにともなう影響を想像ができ、
その登場人物について推測したり、深く考えることができる。
そんな気がする。
例えば、二見さんの家庭環境はどうなっているだろうか?
公園で母との思い出を語っていたが、今現在のお母さんとの関係はどうなっている?
祇条さんはお父様のお話はするが、お母様はどんな人だろうか?
深月に対し、どんな考えをもっているのだろうか?
そんな感じで。


ときにヒロインたち、主人公たちの家庭環境を考えてみると面白いかもしれない。