二つのアルバム

ファミ通コミッククリアにて連載中の「フォトカノ Love Album」。
間咲ののか編最終話である第6話の感想。


あらすじ
遙佳と一也が一緒にいるところを目撃し、逃げてしまったののか。
そして、ののかを追いかける一也。
ののかはどこへ行ってしまったのか? 追いかけた一也はののかに何を言うのか?
二人の恋の結末は……?


一也のののかに対する告白。
遙佳に対して劣等感を抱いていたののかに向け、
その劣等感を吹き飛ばす告白。
思い出の河原で。お互いの想いをぶつけて。
ののかのいじらしさと、一也の男らしさが出ていて、実にいい話ですよね。
ドロドロ…とまではいきませんが、
遙佳とののかと一也の三角関係の話は好きなんですよね。
なんというか、青春っぽくて好きです。
自分の想いに真っ直ぐで、そのストレートさに胸をつままれるんです。
青春っていいね。


フォトカノHappy Albumと対をなすフォトカノLove Album…
フォトカノHAも告白で物語を〆、このフォトカノLAも同様に告白で物語を〆ていました。
ともに実原編の時とは違って、学園祭まで進めずに物語を〆ています。
学園祭を描いても実原のときと展開が似ていて、面白くないからなのかな?(憶測
また、告白の場所はフォトカノHA、LAともに違いますが、
場所はそれぞれの物語で物語に大きくかかわっているところ。
ここではライズボールを完成させた河原ですね。
なんというか、上手く対比というか、リンクしているような気もしますよねw
こうして見比べてみて、差異を楽しめるのは面白いです。


こうして、フォトカノLove Album 間咲ののか編完結しました。
と、同時にフォトカノLA自体も完結のようですね。
緋野孝雄先生、お疲れ様でした。
ところどころ、作画面で苦言を呈したくなることがありましたが、
ヒロインを可愛らしく、ときどきコメディに描かれ、楽しかったです。
そして、無事にやり遂げられて嬉しく思います。
フォトカノHAと同じく、他のヒロイン編も見たかったですが、
いろいろ事情があるのでしょうね。残念です。


ののかと一也の笑いあり、涙ありの物語が詰まった単行本の発売を楽しみにしています。


フォトカノ Love Album 間咲ののか第5話感想