CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU

アマガミSS OPテーマCD『i Love』
そして、アマガミSS EDテーマCD1『キミの瞳に恋してる』の感想。



まず『i Love』から。
ラジオやライブ配信で何度か聴きましたが、いい歌ではないでしょうか?
なんというか、カップリング曲を含め、
ああ、恋する女の子の歌だなぁというのがよく分かり、
恋愛もののアニメの歌としては、雰囲気的にいいんじゃないかと思います。
恋をする普通の女の子を描いているイメージを持ちました。


個人的にアマガミは、「あれ?」や「ちょw」なところはありますが
大筋を見れば、あくまで普通の恋愛を描いたゲームだと思っています。
アマガミSS」は分からないですが、ゲーム「アマガミ」を考えると、
その恋をする普通の女の子を描いた歌は、
普通の女の子との恋愛を描いたゲームのアニメの歌としては適切だと思います。



次に『キミの瞳に恋してる』
『i Love』と違い完全に初めて聴きました。
カップリング曲『花』と合わせて聴きましたが、
まず思ったのが、「曲のタイトルについて」でした。
『キミの瞳に恋してる』にはタイトルのフレーズは出てこず、
逆に『花』には出てくる。
ここに「なぜ?」を感じた。タイトルが逆じゃないかと思うほど。
(まあ、「瞳」という単語は出てますが)
そして、2つともに「恋のつぼみ」というフレーズが出てくる。
単なる偶然か、それとも故意か。


そのせいかどうにも2曲が単独の歌には聞こえなかった。
むしろ2曲が続いているイメージを受けた。
カップリングなんだから、イメージがバラバラの歌なんか組み合わせないよ
と言われれば、確かにそうだ。
だが私が感じたのは、2曲で1つの歌じゃないか、というイメージだ。
『キミの瞳に恋してる』は出会って、恋に落ちたその想いを描いている。
想いが徐々に募りだした、そんな感じ。
つまりは「恋のつぼみ」がつぼみだした様子を描いている。
対して、『花』はその後の想いを描いているように感じる。
想いが募り募って、想いが態度や行動に今にも出てきそうな、
まさに「恋のつぼみ」が今にも花開かんとする様子にも似た、
そんな様子を描いている。
これは一続きのシーンだと思わざるをえない。
だから歌が続いていると思うし、2曲で1つの歌だと感じた。


う〜ん、分かりやすく言えば、
アコガレレベルまでの森島先輩の歌が『キミの瞳に恋してる』
アコガレレベル以降の森島先輩の歌が『花』
というところでしょうか。
そんな印象。


2曲で1つの歌。独りよがりだが、そう考えると自分の中で納得できる。
恋のつぼみ」という共通のワード。
そして、『花』に出てくる「君の瞳に〜」のフレーズ。
聴き返せばここのフレーズ、「君の瞳に“また”恋してる」と歌っている。
“また”
もしかしたら『キミの瞳に恋してる』を意識して書かれたフレーズかも知れないと
勝手に推測している。
『キミの瞳に恋してる』にはそんなフレーズはない。
個人的な推測だが、森島先輩を意識しているから、と思っている。
森島先輩はアコガレレベルにおいては恋という気持ちに気づいておらず、
主人公の橘純一を「かわいい存在」として接していたように思える。
「恋の対象」としてではなく。
だから「恋してる」なんて思っていない。
だけど、それは自分の意識の外で「恋のつぼみ」として、想いが徐々に募っていった。
そして、『花』では、つまりスキレベルでは「恋してる」ことに気付いた。
恋のつぼみ」の存在、それが花開こうとしていることにも気づいている。
だから「君の瞳に恋してる」と言える。


なぜフレーズはないのに『キミの瞳に恋してる』というタイトルなのか。
それは『キミの瞳に恋してる』がそれだと気づいていない森島先輩を描いているからだと
思っている。
そして、2つの歌は表現として「恋の花」を歌った。
もしかしたらあの『花』というタイトルは『キミの瞳に恋してる』の
サブタイトルなのかもしれない。
そう考えると実にすばらしいCDだと思う。



以上は個人的な推測であり、独りよがりなイメージです。
実際、私はアニメをまだ見てないので、見てみたら感想は変わると思いますが、
今の感想として、とどめておきます。
あ、モノローグはまだ聴いてません。



アマガミSS感想その27 『i Love』感想
アマガミSS感想その28 『キミの瞳に恋してる』感想


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