次のステージへ

昨日、多くのアマガミファン、およびアマガミストは衝撃が走ったことだろう。
そして、歓喜に沸いたことだろう。
その話はたぶん、このブログでは明日することだろう。


今日、すごく個人的なことだが、私にとって、とても震えるほど嬉しいことがあった。


大学のとある試験の結果が出て、試験に合格した。


その試験は大学において、重要な試験であり、
それを合格しないと当然ながら上の学年には進めない。
難しいのか?と言われると、答えに困る。
簡単とは言えない、だが、決して無理難題ではない。
しっかり勉強すれば通る試験だ。(何、当たり前のことを言っているw)


だけど、その試験に私は苦しめられた。
1年前の同じ時期、そして、半年前に。


自分で言うのもなんだが、勉強をしなかったわけではない。
自分なりに勉強はした。
勉強しても届かなかった。
なぜ? 半年前、それで悩んだ。
なんで駄目だったんだろう?何がいけなかった?
これからどうする?どうしていけばいい?


頭の中がメチャクチャになった。


実際、悩んでいたのはだいぶ前だった。
恥ずかしながら、大学入学してすぐから立て続けに試験に落ち続けた。
そのときから、頭の中はパニックだった。
何がいけない?どうしたらいい?
それが分からず、闇雲に過ごしてきた。もがき続けた。
もがくことに必死で、何がいけないかなんて考えられなかった。
そんな余裕なんかなかった。


そして、半年前に受け入れがたい事実を突き付けられた。


然るべき時が来たのだという認識の一方で、やはり受け入れがいものがあった。
悲しかったし、ツラかった。悔しみもあった。


“絶望”という言葉は嫌いだし、雰囲気が違うかもしれないが、その言葉を借りると
「“絶望”の中にいた」ということになる。


だけど、絶望の中に希望を見出そうとしていた。
マイナスの中で少しでもプラスになる材料を探そうとしていた。
今まで、何がいけなかったのか?どうしたらいいのか?分からなかった。
それをゆっくり見直そう。
また、今までできなかったことを始めよう。
いい機会だから。せっかくだから。時間ができたから。


実のところ、もがく中で「何がいけなかった?」の答えは分かってたかもしれない。
その答えは「目標のロスト」である。


私は目標があって、今の大学・学部に進学した。
なりたい職業があって、選び、進学した。
ところが、大学は私の知らない事ばかりだった。
戸惑った。
大学で学ばなければいけないことがいろいろあったが、そのどれもについて
この学問が将来、自分のためにどう活かされるのか?
この学問を今勉強して、何の役に立つのか?
分からなかった。


「何をどのように勉強すればいいのか」
「何のために勉強するのか」
まったく理解していなかったのだ。


「目標のロスト」というのは
“目標”自体のロスト、見失いではなく、
“目標までの道筋”を見失い、同時に目標が見えなくなってしまったということだ。


大学の試験では、(私の大学・学部に限って言うが)
多くの場合、将来その知識が活かされるように、役に立つように、
カリキュラムに沿って出題される。
完璧に答えたり、覚えたりすることは難しいが、構わない。
覚えることよりも、試験勉強で調べたり、理解する過程が大事で、
それが身についていれば、将来、現場で働くとき、役に立つ。
分からないことはいつになってもあるから、調べることはできなくてはいけないし、
調べて得た知識を「なぜそうなのか?」と理解できなくては知識は身につかない。
何のために勉強するのか、どのように勉強するのか、答えはそこにあった。


「何がいけなかったのか?」頭では分かっていたかもしれない。
だけど、それについて考える余裕も、目標を再捕捉する余裕もなかった。
今回のことのおかげで、時間ができ、目標を見つめなおすことができた。


目標を見つめなおすという意味で、
新しくバイトも始めた。
本来は後々とることになる単位を今のうちにとることもした。
研究室にお邪魔して、研究のお手伝いをさせていただくこともした。
大学のお手伝いもした。


時間に余裕ができたことで
試験に力を入れることができた。
部活にも力を入れることができた。
おまけにブログやtwitterに手を出して、今まで活動することができた。
そこで知り合うことができた人が何人もいる。
今思うと、少し回り道をしているが、これで良かったような気がする。


半年の時を超え、無事に試験に通ることができた。
目標もしっかりと見据えることもできた。


私の相談にのってくれた人。
私を支えてくれた人。
楽しい時間をくれ、力になってくれた人。
色々な人がいる。
その方々に感謝したい。
おかげで私はクサらずにここまで来ることができた。
そして、これからも頑張っていくだろう。


まだ、人生でぶつかる壁の一つを乗り越えたに過ぎない。
これからもっともっと苦しいときは待っている。
そのための準備はしておこうと思う。




さて、実はこの試験を合格したことで、
この学年で受けることができる教科がなくなってしまった。
すなわち、半年間、暇になってしまった、という事だ。
とは言っても、やりたいことはあるし、しなくてはいけないこともある。
これからの半年、どう過ごすか、しっかり考えたいと思う。
どうなるか分からないが、実りのある半年にしたい。