ひらがなのあまがみ

1/21付であまがみっ!の第10話が更新されています。


今回の話は梨穂子がメインのお話。


あくまでギャグ漫画としてとらえると、この「あまがみっ!」の世界はすごい。
今までにもゲームの内容をいじった独特の設定を感じていた。
ゲームの内容から一歩進めて、独自の設定を作り、話を展開する。
ときに「どうしてそうなった?」と、原型をとどめていないこともある。
しかし、逆にそれが大変興味深く感じる。


今回のお話の前半について。
今まで食いキャラとして梨穂子が描かれ、「食」のモンスターとされていたが、
さらにそこから設定の改変を進め、
リバウンドによって巨大化し、本当にモンスターとなっていた。
食べ過ぎて、リバウンドして、巨大化……どんな話だよ!とツッコまざるを得ないが、
「食いキャラ」として完成していた梨穂子の設定を
さらに「巨大化するキャラ」という設定を追加したこと、
これは既存のキャラの設定を膨らまし、
さらに独特の世界観が展開され、実に面白いと思う。
また、ある種の期待感がある。
梨穂子だけでなく、他のキャラの違う設定が見られるのではないか、という。
実に楽しみである。


後半について。
桜井リホの話でした。
純一、梅原、ケン、マサ……彼らの行動は笑えた。
あ、そういえば「恋はあせらず」の替え歌もありましたね。
でも、それよりも注目したいのはラスト。
まさかの「茶道部OG・山口亜弓先輩」の登場である。
意外だった。そして、アイドルになるのかよ!とツッコみたくなった。
また、亜弓先輩は他のコミカライズではほとんど出ていない。
それなのに取り扱うということは
「全キャラいじるのではないか?」との期待感があり、
他の登場していないキャラはどのように登場するのか?と楽しみがある。
(…といっても登場していないキャラはわずかしかいないが)
全キャラいじられることを密かに期待している。


以上のようにして、非常に楽しめるお話であった。
次も楽しみに待ちたい。


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