アマガミSSのSSって…? - 22 -

アマガミSS 絢辻詞編 第二章「ウラガワ」の感想。




楽しく視聴させていただきました。
なんというか、一言で言うと絢辻さんが可愛らしかった。
これにつきるかな…と。


ゲームでも、照れる絢辻さんや取り乱す絢辻さんなど、ちょこちょこあったが、
視聴していて、より照れたり、微笑んだり…というのが多かった気がする。
焦ったり…というのもあったかな?
例えば「ご褒美に胸でも揉む?」というシーン。
純一の反応が本気だったというのもあったが、
少し焦り気味に「冗談に決まっているでしょ」と言う…。
冷静沈着さはあまり感じにくい気が個人的にしている。
年相応の表情というのか、よく表れていたと思っている。
感情が表によく表れていた、ということなのかもしれない。


また、TV放送上の都合なのかもしれないが、罵倒するシーンが少なかったように思える。
「これくらい一回で覚えなさいよ!」とか…。
そのためなのか、マイルドになっている印象がある。
怒っているシーンもちょっとムキになっている程度に見えるし、
少し罵ったとしても、本心ではなく、その反応を含めて楽しんでいるようにも見える。
マイルドになったことで、より女の子っぽくなった。
そんな風に感じる。


個人的には非常に面白いと思うことであった。




また、それについて思うことが2つほどある。


一つは、よりマイルドになったことで
絢辻さんの「女の子らしさ」が分かりやすいということ。
絢辻さんと言えば、「天下無敵の仮面優等生」のキャッチコピーが示すように、
知的で冷静で何でもこなせて…と完璧超人のように描かれ、
隙がほとんどない人物のように描かれていた。
そういった描写は、ところどころに見え隠れする絢辻さんの「女の子らしさ」が
隠れがちになっていたのではないかと考えられるが、
今回、年相応の女の子のような描写によって
完璧超人の描写がマイルドにされたことで「女の子らしさ」がより鮮明に分かり、
絢辻さんの魅力を見ている人に分かりやすくする効果があるのではないか。
そう感じられた。


もう一つは、今後、絢辻さんは心情はどう描かれるのか、ということ。
非常に心情が分かりやすく描かれていたと思う。
では、いかにして絢辻さんは純一に興味を抱いたのだろうか?と。
変わった人に対する面白半分の興味だろうか?
価値観の違うものに対しての好奇心だろうか?
はたまた、価値観が違う人物に対して、
一つの価値観にとらわれてしまった自分を解放してくれることへの期待だろうか?
他人と対等な関係を築くのを恐れている自分に対し、
関係を築いてくれることへの望みだろうか?
実は私もよく分かっていないところ。
もしかしたら、ゲームよりも分かりやすく描くのかもしれないし、
絢辻さんの性格がマイルドになったことで逆に分かりにくくなるかもしれない、
そんなことを考えている。
だが、どんな心情を描くのだろうか?と楽しみにしている。
次回以降を楽しみにしたい。


ついでに…いかにして純一が絢辻さんに興味を抱くのかな?というのも
楽しみにしている。




以下、その他、気になったこと。


その1 水着での…
ネクタイ引っ張りのシーンで水着なのはやはりいいな…と感じたり。
水滴がポタリポタリ…というのは緊張が出てくると思います。
確か、どこかで「水の音」は人に緊張感や恐怖心を与える効果がある、とか。
あと、音じゃなくても水そのものも同じ効果を与えるそうな。
そう考えると、それだけ見ると違和感を感じそうなシーンなのに
非常に緊張感がありますよね。


その2 塚原先輩のサンタコンテスト?
塚原先輩がサンタコンテストに出るというのは驚きました。
なぜ塚原先輩がサンタコンテストに出ようと決意したのだろうか?と気になったり。
…ただのファンサービスかな?


その3 ペンキ塗り
森島先輩が途中で飽きて帰ってしまった…というのは何ともひどい話…。
というか、絢辻さん以外の委員はペンキ塗りしないのだろうか?
また、大型モニュメントのペンキ塗りとか、結構直前とかにやられる気がするのですが、
そんなに創設祭が近づいているのだろうか?なんて思ったり。
それと…絢辻さん、ペンキ塗りの際はエプロンしているとはいえ、
上着は脱いだ方が…。
白ペンキなのですから、黒い上着の袖とかについたら大変なことに…。
ついでに…ペンキは一缶ずつ開けないと、乾燥して大変なことになりますよ?
複数人での作業ならともかく、一人での作業ならば特に。


以上。次回を楽しみにしています。


その21 絢辻詞編 第一章「ハッケン」
その23 絢辻詞編 第三章「プライド」