アマガミSSのSSって…? - 34 -

アマガミSS 上崎裡沙編を視聴したところで、
再び『恋のゆくえ』のCDを拝聴した。
『恋のゆくえ』『パンドラの恋』がアマガミSSにおいてどんな歌であったか、
今一度、聴くために。


アマガミSSを視聴した後では、
この「恋のゆくえ」という歌はアマガミSSの上崎裡沙編にふさわしい気がしている。
前回感想を書いたときにあまり気にしていなかったのだが、
確かに肩が寄り添うシーン、ギュッとして裡沙ちゃんを受け止めたシーンというのは
アマガミSSで描かれていたシーン。
デートなどして裡沙ちゃんが幸せを噛みしめている様子や
ギュッとする、主人公が裡沙ちゃんを受け止めるという直接的な様子は
アマガミSSはしっかり描いていた。
また、幸せな日々が多少はあるように読み取れるため、
やはりアマガミSSの曲に合わせた曲だと感じられる。


幸せな日々を手に入れつつも、その幸せを失うことに悲しさと辛さがある。
隠せるものならば隠し通したいが、隠しきれなくなってしまった。
秘密を言ってしまい、その幸せも終わりかと思われたが
純一がその秘密を受け止めてくれた。
そんな歌だった。
ちなみに「パンドラの恋」も。


正直に言えば、ゲームと違って
裡沙ちゃんの暗い一面が薄くなってしまったため、
罪悪感とか薄っぺらく聞こえてしまったという印象がある。
よく裡沙ちゃんについて聞く言葉「しょうがないよね」が象徴的。
だが、作中の雰囲気とかには非常にあっていると思う。
幸せそうな裡沙ちゃん、幸せを失うことに悲しむ裡沙ちゃん、可愛らしい裡沙ちゃん、
それらがよく見え、良い歌だなと思う。


「He is all she can see」
これは上崎裡沙編の次回予告のBGM。
訳すと「彼は彼女のすべて」となるのかな?
なるほど、裡沙ちゃんにふさわしいBGMになっていますね。
穏やかそうなBGMかと思いきや時折不穏なメロディが流れてくる…。
裡沙ちゃんにぴったりな曲だと思います。


『恋のゆくえ』感想
その0 購入し、視聴するまで
その25 上崎裡沙編「シンジツ」
その33 『嘆きの天使』感想
その35 『素敵なある日』感想