4コマのアマガミ

マジキュー4コマ アマガミ 6」感想。


まさかの6巻目。アマガミSS+ plusの影響ですかね?
マジキュー4コマ アマガミ 6」の感想(?)を。


以前より言っているけど、
個人的に私は主人公である橘純一の奇行を扱った作品が嫌い。
アマガミで主人公の変な言動…というのは作品において笑えるポイントであり、
作品の一部なのかもしれない。
だが、そこだけを取り扱われると、
アマガミという作品が「主人公の奇行を楽しむ作品」としてのみ見られているのでは?
などと感じられ、あまり良い気がしない。
私が好きなアマガミとは「コレじゃない」と思うのだ。
また、今までにそういった作品ばかりがありすぎたことで、食傷気味というのもある。


じゃあ、今回はどうだったのか。
一部でそういう作品はありつつも、ちょっと様子は違った。
主人公よりもヒロインにスポットを当てた作品が多かった印象。
ヒロインやその他のキャラがギャグや笑える言動を行い、笑わせていた。


ヒロインにスポットを当てる…ということは
その作者がヒロインをどう見ているのか?ということが垣間見え、面白い。
また、その作品がある意味、ファンの持つ視点が切り取られたモノという一面もある。
作者もまた、一ファン(好き嫌いは別として)である故、
そのときのファンが感じる想いや評価が表れる。
そのため、後々、見返した時、当時の評価や想いを思い返すことができる。
これも面白いものであり、私としては好き。


1巻から6巻まで読み返してみて、ヒロインの扱いがどう変化していったか…
それを見比べてみるのも一興かもしれない。
まあ、それは別の話として…


そんな感じで「マジキュー4コマ アマガミ 6」を楽しんだ。


『マジキュー4コマ アマガミ 5』感想
『マジキュー4コマ アマガミ 7』感想