誕生日おめでとう!

今日は祇条深月さんの誕生日です。


輝日南池の畔に住むお嬢様。
細身で色白、時間があればピアノを嗜み、バレエもされる。
しかし、あまり世間には疎く、その姿はまさに深窓のお嬢様。
そして何よりも可愛い。
カーディガンが似合う可愛い女の子。


見聞を広めるために高校は共学を選び、やってきた。
女子校と違い、男子はたくさんいるけれども、
許嫁がいることや父親からの言いつけで関わることはなかった。
あのキスがなければ…。


突然の男の人とのキス。
単なる事故だったけれども、文字通り「キスから始まった」…。
キスがきっかけで親しくなり、深月は彼からいろいろなことを教えてもらった。
も、もちろんエッチなことではなく、世間のことを…ね(汗)
駄菓子を食べたり、一般家庭の家に上がってみたり…
今まで知らないことがたくさんあって、毎日が新鮮だった。


彼は騎士(ナイト)だった。


深月を身を挺して守り、救おうとした。
もちろん彼の勘違いがきっかけだったわけだが(笑)
その行為は彼女の心の琴線に触れた。


彼の優しさと逞しさ…それは彼女が欲しがったものかもしれない。
親のレールの上を歩き、親の影が付きまとう人生、それはお嬢様の深月の運命。
だけど、目の前にいるのは、自己を犠牲にしてでも守ろうとしてくれた人。
すべてを捨ててでも自分に接してくれる人。
また、何の見返りも求めずに、自分一人だけを見つめて接してくれる人。
そんな彼に徐々に惹かれていった。


親に従うことが親の礼儀であり、自分の人生と思う深月。
一方で、親が認めない男性と恋仲になりたいと願う深月がいる。
深月がいかにそんな自分と闘うのか…これからも見届けたい。


祇条さん、誕生日おめでとう。