アイはどこまで続く?

電撃マオウ2012年12月号には珍しく、
フォトカノ Sweet Snap」と「アマガミ Love goes on!」の両者とも休載している。
フォトカノSSの方は柚木N'先生が舌の病気(舌癌か?)の治療のため…と
作者本人からtwitterやブログなどで公言されているが、
一方のアマガミLGOの方は不明。
さらに言えば、フォトカノSSは来月号から連載再開との話だが、
アマガミLGOは「しばらく休載」との話…。いったい何があったのだろうか?


「しばらく休載」というのは、嫌な響きである。こと理由が不明のままならばなおさら。
いつ連載が再開されるのかも分からないし、
何か問題があって今後の連載が困難になっているのでは?と邪推してしまう。
最悪の場合、このまま「連載そのものが休止」となってしまうのでないかと、不安に思う。


特に「アマガミ」のコミカライズではそのようなケースが少なくなかった。
連載1回目が掲載されたきり、2度と続きが描かれなかった「アマガミ close to you」
単行本が1巻出て、少々の休載を経て単行本の続きとなる話まで描かれたにも関わらず、
再び休載。それ以降、連載されることがなかった「アマガミ Sincerely yours」
一つのヒロイン編が終わり、単行本も出て、
「次のヒロイン編」をほのめかす予告をしたにも関わらず、
ヒロイン編の谷間の休載から一向に連載再開されずに「全1巻」と締められてしまった
アマガミ dreamy forever」…などなど。


アマガミのコミカライズには以上のような前例があり、
最近、休載がちだったアマガミLGOが「しばらく休載」に入ることは
それらとダブって見えてしまうのだ。


一度、長い休載期間を経て連載再開されて完結した「アマガミ precious diary」もあるが、
連載再開後は完結まである種の一本道であり、
また連載開始当初予定されていたであろう事柄(他のヒロイン編)も描ききれなかった…
そう考えるならば、消化不良の作品とも受け取れる。
そういった前例を鑑みるならば、もしかしたらアマガミLGOが連載再開されたとしても、
あっけなく「完結」が描かれる可能性があるだろう。


過去の例を振り返るならば、
連載再開の可否に関わらず、アマガミLGOの先は短いと思われる。
願わくば、最後まで描いてほしい。
どんな事情があるのかは知ったことではない。
ただただ、アマガミLGOの梨穂子編の単行本が出るようにはしてほしい。
一ファンとしてそう思う。


本音を言えば、他のコミカライズでは描かれなかった、
中多紗江編をぜひ…と言いたいところだが、
連載がままならない状態ならば、おそらく難しいだろう。残念。