ボクの嫁 私の嫁 〜その17
星乃さんとの思い出。
私は何度も星乃さんとの時間を過ごした。
一緒にお話をしたり、
一緒に放課後に遊びに行ったり、
星乃さんの相談に乗ったり、
とにかく、星乃さんとの時間を作ろうとした。
星乃さんは隠していただろうけど、
私は星乃さんの転校を知っていたから。
だから、たとえ短い時間であろうとも、
星乃さんの中に「私」を刻み込むために、
星乃さんにとって「私」がかけがえのない存在であるように、
星乃さんが望むようなことをした。
とにかく、私の頭の中は「いかに星乃さんと親しくなれるか」しかなかった。
今回は短かった。
とりあえず、つづく。
今日も星乃さんに会いに行こう!