女神様

amaro公式サイトにて公開中のアマガミサマ描き下ろし漫画。
もしかしたら、これがアマガミサマ2の本に収録されるのかもしれないと思いつつ、
その感想を書いてみようと思う。


アマガミサマ。
可愛らしい絵柄とともに、アマガミのいろいろな側面を見せ、
新しい刺激を与えてくれる作品……私の中でそんな印象がある。
アマガミを知る者ならば思わずニヤリとしてしまうネタがあったり、
なるほどそういう見方があるのかと感心してしまうネタがあったり。
ほのぼのとするネタから、ハッと気づかされるネタまで、
アマガミサマのネタは多種多様にわたる。


例えば「スクールオブヒロイン」という話があったが、
あたかも『アマガミ』という作品がドラマか何かのようなモノに見立てられ、
ヒロインたちがそこに登場するまでに様々な経歴があるかのように描かれていた。
まるで舞台裏があるかのような演出。
ヒロインになれるのか?と未来を不安視する詞、
アマガミとしてヒロインになる前にその人気が窺い知れる逢や梨穂子、
ヒロインとして詞と因縁めいたモノを感じさせるはるかの言動…。
アマガミサマ独自の話なのだが、妙に納得がいくような話。
きっと、アマガミのヒロインたちの特徴や性格のようなモノを捉えているからだろう。
アマガミの世界の裏側としてあり得そうなのが面白い。


このようにアマガミサマはアマガミという作品のイベントやヒロインをもとに、
色んな側面からあまり誰も描いたことのない世界を描いている。
その世界観はどこにも見たことのない新鮮さがあり、たまらなく面白い。




5日からファミ通コミッククリアで3週間連続で連載があるとのこと。
これからアマガミサマが読めると思うと、大変楽しみである。


ファミ通コミッククリア掲載 第1話 感想