二つのアルバム
ファミ通コミッククリアにて連載中の「フォトカノ Love Album」。
間咲ののか編第4話の感想。
あらすじ
毎朝、ののかの特訓に付き合っている一也。
特訓のおかげでののかのライズボールは完成に近づいていた。
そんなある日、ののかは一也にクッキーを渡そうとするが…?
ののかと一也のすれ違い。
遙佳と仲良く話す一也にののかはせっかく焼いたクッキーを渡せなかった。
逃げたののかを一也が追いかけるも、ののかはごまかしてしまう…。
ののかの一歩引いてしまう特徴が表れているよね。
三角関係のこの微妙な空気は結構好きだったりする。
ヒロインのコンプレックスが言動に表れて、胸にくるものがあるし、
伝えられない想いがあることにもどかしさを感じてしまう。
ののかのいじらしさが表れているエピソードであると思う。
好きな描写です。
そして、シャドウピッチ。
ののかが抱いている想いを一也に伝え、一也はそれを受け止める。
まさにキャッチボール。
見えないボールを、シャドウピッチだけども必死に投げるののかとそれを撮る一也。
言葉で伝えるのではなく、今まで積み重ねてきたものをお互いに確かめる…
そんな意味合いもあるのではないかと深読みしてしまう。
ののかがどんな想いで投げているのか想像していると、
涙を浮かべるののかにグッとくるものがある。感動的だね。
今回、一生懸命に投げる姿や涙を浮かべる姿など、ののかの描写が良かった気がする。
たぶん残り少ない話数であろうが、最後まで楽しみにしている。