アマガミSSのSSって…? - 3 -

森島はるか編 第三章「ヤキモチ」を視聴しました。
ということで、以下感想。



視聴して残った印象。
「ゲームのイベントが盛りだくさん」ということ。


そりゃあ、ゲームのアニメ化で、
第2話まで視聴してもゲームを再現している部位はたくさんあった。
それはそれで面白い。
私が言いたいのはそれだけではない。
ゲームのような展開がそのままで、
他のヒロインとの関わりがほとんどなかったという印象があった。
もちろんゲームとは異なる部分も多いと思う。
だけど、第1話で私が感じた「ヒロインが話に関わる」というイメージが薄れた。
ところどころ登場するが、直接話には関わっていない。


第1話〜2話を視聴し、
他のヒロインがちょくちょく関わると思っていただけにちょっぴり残念だった。


ポンプ小屋まで行く過程が描かれていたのは好きだった。
けど、何もなかったのはつまらないなぁとも思った。
「誰とも出会わなかったら」という条件付きの話でしたが、
別のヒロインが怪しい行動をしている二人を遠くで目撃する展開があると
思ったんですよ……。
直接二人の前に現れずに…ね。



話の内容について。
今回はいちゃいちゃ回かな?と思っていたら、その通りでした。
いちゃいちゃしていました。そして、その様子を楽しみました。
純一が森島先輩に甘えて、森島先輩が純一に甘える。
二人の仲が急激に良くなった、というのが描かれていたなぁと感じた。
ただ、タイトルが「ヤキモチ」なのに、
そのシーンが序盤にあり、???とは思いましたが
それでも、ああ、二人の仲が良くなって(?)良かったなぁと思う。



ただ、疑問に思うことはある。
純一が甘えるシーンとして「膝裏キス」があった。
森島先輩が甘えるシーンとして「ごろにゃん」「ラーメン食べさせて」があった。
仲良くなっていちゃいちゃする話というのは分かるが、
こう、立て続けに、互いに甘えていちゃいちゃするシーンを見せられると
少々、飽きがくるな…と。
いちゃいちゃするイベントが2つあるくらいで、私は十分だった。


そもそも人がいるところでいちゃいちゃするというイベントを
2つも出す必要はあったのか?とさえも思う。
同じことを短時間で繰り返して見せることはないと思う。
そりゃあ、「ごろにゃん」のイベントも「ラーメン」のイベントも捨てがたい。
だけど、2つ出す必要性はここではなかった気がする。



まとめよう。
二人がいちゃいちゃしていて、面白かった。
だけど、20分間そればかりで、途中でその流れに飽きた。


ちょうど「ラーメン」のイベントくらいで
「……まだいちゃつくの?」と思ってしまった。
なんとなく「話を進めたら?」という気分になった。
私にしてみたら「ラーメン」イベントはいらなかったんじゃないか?
とさえ思うほどでした。



以下、気になった点。



一つ目。気になったというか、良いなと思ったこと。
塚原先輩。
電話で森島先輩と塚原先輩の対話が描かれていた。
確か、ゲームでは電話口ではなかったが、
その電話で相談する様子を見れたのはいいなと思った。
やっぱり二人は仲がいいんだなと思えたし、
こうやっていつも電話で相談し合ったりするのかな?なんて想像ができる。
そして、アマガミの世界観(この時代に携帯電話はない!)というのが
守られていて、嬉しかった。


また、電話口にしろ、食堂にしろ、
森島先輩の良き理解者という描写がしっかり描かれ、良かった。
……というか森島先輩が気になっている相手が純一だって知ってたんですね。
ちょっとしか関わっていない印象があったのですが…。


余談。
塚原先輩の半纏姿がよく似合ってるなぁと思った。
個人的に半纏好きです。



二つ目。田中さん。
え…?なんで田中さんに春が来てるの……?
ゲームだったら、どんな道を選んでも田中さんはフラれるでしょ!?
どうしてうまくいってるの?と。
確か第1話に二人が話している描写があった。
(ゲームとは違って、そこに純一はいないが)
その話し合いで出た作戦が上手くいったってことですよね?
それって、仮に薫編で田中さんの恋愛の話が出た場合、
純一はその話に絡むわけで、ゲームの展開通りなら田中さんはフラれますよね…。
つまり……純一が絡むと失敗するという話になるじゃないですか……!
……なんか…そういう展開になるのは…。



三つ目。美也。
出番が減ったけど、美也は可愛かった。
ところで、美也のヤキモチの話はどうなったんですか?
森島先輩と美也は仲良くならないのでしょうか…?
あと、まんま肉まんは無理に言わなくていいかと……。(次回予告にて)



四つ目。橘純一と森島はるか。
こうしてアニメで見ると、
ゲームのクリスマスデートで森島先輩が言った一言がよくわかるなぁ…と。
「肝心なことは最近言ってくれない」というセリフ。
第1話、第2話で「森島先輩が好きです」と言ってきたのに、
第3話ではパタリと言わなくなった。
あの日からやる気いっぱいの姿や、必死に森島先輩に頼む姿を見ると
純粋でまっすぐで…という性格は同じだと思うが、
(むしろ単純でバカというべきか…?)
「森島先輩が好きだ!」ということを言わなくなった。
呼びとめたかと思えば、「またキスさせてください!」とおねだり。
いやいや違うだろ!とツッコみを入れたくなりました。
これについて、塚原先輩に相談する描写はありましたが、
ゲームのこの一言につながるような
想い悩むという描写は今回ではなかったように感じた。
これは第四章で描かれるのかな?



さて、次回は早くも森島はるか編最終章ですか。早いですね。
どんな終わり方をするのか。そして、どう次の編につなげるのか。
次回が楽しみです。


その2 森島はるか編 第二章「セッキン」
その4 森島はるか編 最終章「レンアイ」