アマガミSSのSSって…? - 27 -

アマガミSS」が放送中、その放送を見る術がなく苦しんだが、
DVD&BDが発売された今は順調にアマガミSSを視聴している。
森島はるか編、棚町薫編、そして中多紗江編と視聴した。
現在は七咲逢編を視聴している。もう、半分のところまで来ている。


前期OPとして「i Love」が使用されたが、その感想を今一度書きたいと思う。
OPアニメの感想を含めて。


なお、基本、私は一度書いた商品等の感想は書かないことにしているが、
アマガミSS」のCDたちだけは
アマガミSS」を視聴する前とその後の感想の違いを残すために記そうと思う。



以前の感想で残したが、「i Love」は恋する女の子の曲だと思っている。
歌われているのは恋する女の子の日常。
そして、思い出す、一緒になる前の思い出。
でも、それらに特別なことはない。
ありふれた日常だし、
思い出も誰もが思い描いたことがあるのではないかと思うもの。
でも、それは「アマガミSS」に合っていたと私は思う。


アマガミSS」はゲームの「アマガミ」と同じで、
普通の男の子と普通の女の子の普通の恋愛を描いたもの。
もしかしたら誰もが抱いたことがあるのではないかという恋愛感情や
誰もが経験したことがあるのではないかと思えるお話を描いていた。


ここで私が言いたいことは、
誰もが膝裏キスやヘソキスをしたことがあるよね、という意味ではない。
例えば、好きな人がいてその人のことに一生懸命になって、
好きな人に近づくために色々と行動したり……
仲の良い友人と普段は馬鹿やったり、だべったりするけど、
その友人が悩み、苦しんでいるときに支えたり……
自分を慕ってくれる後輩の力になろうとあれこれ画策したり……
そして、それらに芽生える想い……
そんなありふれた出来事のお話を描いているということ。
そして、見ている者は「アマガミSS」を視聴して、共感する部分があったり、
純一やヒロインたちと同じ想いを抱いたりすることもあったのではないか、
そう思うのだ。


ところどころ妙なエピソードが入り、
疑問に感じるところや笑ってしまうところはあるが、
基本、ありふれた普通の恋愛を「アマガミ」は描き、
アマガミSS」もそのありふれた普通の恋愛を描いていた。
OPアニメも描かれているのは普通の高校風景。
皆が登校する朝。授業風景。廊下でのやり取り。ラブレター。
保健室でじゃれる生徒。部活風景。……など。
ありふれた日常が切り取られ、作品の雰囲気を出していた。


この雰囲気に「i Love」は合っていた。
ありふれた日常と、ありふれた思い出を歌った歌。
そのため、ありふれた高校生活や恋愛を描いた「アマガミSS」にふさわしい曲だと思う。


以上が私の「i Love」の感想。



まだまだ私はアマガミSSを視聴していく段階。
OPは「i Love」から「君のままで」に変更されてしまったが、
新しくなったOPとともに残りのお話を楽しんでいきたいと思う。



余談。
聞いたところによると、放送中は七咲逢編 第一章まで
OPが「i Love」だったと聞きますが、どうなんでしょうか?
DVDでは七咲逢編 第一章から「君のままで」だったんですが…?


『i Love』感想
その0 購入し、視聴するまで
その1 森島はるか編 第一章「アコガレ」感想
その5 棚町薫編 第一章「アクユウ」感想
その9 中多紗江編 第一章「コウハイ」


その26 美也編「イモウト」感想
その28 『キミの瞳に恋してる』感想