ハッピー・バレンタインデー

昨日、14日はバレンタインデーでしたね。
皆様はどのようなバレンタインデーを過ごされましたか?


ちなみに、昨日の私の行動は……
0時になったとき、神谷さんと紗江ちゃんの誕生日を祝う。
その後、えりちょこプレイ。
アマガミ初回特典CDの「ファーストバレンタインモノローグ」を聞きつつ寝る。
朝起きて、出かける。
出先で「機動戦士ガンダムSEED」の“血のバレンタイン事件”を思い出し、
「青き清浄なる世界のためにッ…!」などと心の中でつぶやく。
帰ってきて、しばらくした後、えりちょこ再プレイ。
こうして書くと、大した一日ではなかったですね。
でも、楽しい一日でした。




今回の日記は「ファーストバレンタインモノローグ」について。
ちなみにアマガミの初回特典CDは
実は一度「アマガミ」を一通り攻略した後に試しに一度聞いた程度だった。
去年はバタバタしててバレンタインデーにこのモノローグを聴くことはなかった。
そのときの私にそんな余裕はなかった。
で、「今年はぜひバレンタインデー当日に聴きたい…!」
と思い立ち、以上の行動に至った。


久々に聞いたバレンタインモノローグは新たな発見があった。
なんというか、最初に聴いたときの想いとか記憶は忘れてしまったけれど、
ヒロイン6人の印象が違って聞こえた。
いや、ちょっと違うか。
正確には「ヒロインたちはこういうヒロインなんだ」という
純粋なイメージがそこにあるように感じられ、
自分がそこに上塗りや増築しているイメージがあることに気づかされた、
という言い方が正しいか…?
ヒロインたち、アマガミの世界に対し、
いろいろと自分の考えや想いを付加させ、楽しんでいる自分に気づいた。
もちろん悪いことだとは思っていない。
むしろ楽しんでいる証拠だと思って、良いことだと思う。


それは私だけではないだろう。
他のアマガミが好きな方、楽しんでいらっしゃる方もそうであると思う。
また、いくつもの商品展開…
キャラソンやドラマCD、コミックにアニメと重ねてきて、
新たなヒロインやアマガミのイメージが作られていったのも事実。
時間とともに、他メディアで取り上げられつつ、ヒロイン像が築きあげられた。
もしかしたら演じられていらっしゃる声優さんも
持ってらっしゃるヒロイン像が変化したこともあったのではないだろうか?
……などと思ったり。


バレンタインモノローグは
一番最初のゲーム外でのヒロインたちの姿。
ゲームがまだ発売される前のヒロインたちの姿。
(ゲームの特典のため、見方によってはゲームの一部にとらえられるかもしれないが)
一番ゲームからかけ離れず、一番何も付加されていない姿。
いろんな方がゲームを楽しんで、語り合って、
各々のヒロイン像やアマガミ世界が作られていく。
コミックやCDで新たなヒロインや世界が提示され、
それをもとに、また像や世界が構築される。
ゲームを除けば、バレンタインモノローグこそがその最初の提示であり、
ある意味、原点ともいえるもの。
アマガミはそこから発展していった。そう思える。


キミキスではプレリュードキスCDで、
物語が始まる前のヒロインたちがそこにいて、
どんな娘か、どんな物語が紡がれるのか予感させるものを描いていた。
アマガミのバレンタインモノローグは後日談。
物語が完結した後のヒロインたちの姿が描かれていて、
どんな娘だったか、これからどうなっていくのか想像させるものを描いていた。
どちらがいいという話ではない。
ただ、どちらも色々とこねくり回されたものではなく、
ゲームから生み出された純粋なものが抽出された、そんなイメージを持つ。
原点という感じがする。
時間によって変化してないヒロインのイメージがする。


もし、自分の持つヒロイン像やアマガミ世界のイメージに悩んだ時は
ゲームをするのもいいが、もう一度このモノローグを聴くのもいいかもしれない。
そこにヒロイン像の原点がそこにあるから。
そう感じた。




なお、一つ付け加えるが、
別にドラマCDやアニメなどのヒロインの姿は別物であると
けなして言っているわけではない。
ただ、ゲームをプレイした者の想いや評価、作られたイメージによって
新たに付加された部分、築かれた部分があると思っているだけだ。
それは決してゲームとかけ離れたものではないかもしれない。
だが、ゲームとは違う雰囲気を持つことがある。
ゲームになかったものが付け加えられ描かれるのだから、そうなるだろう。
あくまでコミックやCD、アニメは
ゲームの世界をこねくり回し、いじってひねり出されたもの。
そこに加わる要素として、ファンの評価や想いが付け加えられる。
(ここでのファンには作る人・描く人も含まれる)
もし、その評価や想いが自分のものと異なるならば、
それで作られたものは「別物」と認識することもあるだろう。
判断基準は個人によって異なり、私が断言できることではないし、することでもない。


その中でバレンタインモノローグについては、
こねくり回されて作れたものではなく、
ゲームの直接、延長線として最初から作れたものだけに
一番ゲームと離れていないイメージがある。
私はそう思っている。それだけ。


もしお聴きする機会がございましたら、
一度お聴きしてみられてはいかがでしょうか?



さて、バレンタインデーなので
私のアマガミ世界・ヒロイン像をこねくり回したもの、らくがきを一つ。


Happy Valentine's Day!!! ♡ ♡ ♡


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