Vaって書くとヴィオラだね

えーっと、2011年3月31日「エビコレ+ アマガミ」が発売されました。
その特典の一つとして
「Various Artist-0」と称されたアンソロジーコミックがつきました。
それから約3ヶ月ほど経ちましたが、
そのVA0の感想を書いていないことに気づき、今さらながら感想を…。


いくつか補足。
私は購入してすぐに拝読しました。よって、読んですぐの感想ではありません。
幾分か考えや想いが変化した部分があります。
なぜ今さらVA0の感想を書くのかというと、
私がVA0についてこんなことを思ったのだということを
残しておきたかったから…というのが強いためです。
それが例え、数ヶ月後の感想であろうとも。
また、なぜ感想を書くのが遅れたのかというと、
一つは4月は少しバタバタして、忘れてしまったことが理由の一つですが、
「エビコレ+ アマガミ」の特典について、どうでもいいと思った証なのかもしれません。
そのため、読んですぐに存在を忘れていた…と。




では、以下、感想。


正直言うと、VA自体に私は飽きている。
ヒロインの魅力を膨らますこともなく、似たような展開が繰り広げられ、
各ヒロインたちのイチャイチャぶりを見せつけられる…
そんな印象しか持っていないためである。


では、このVA0はどうだったか。
個人的に、特典漫画として読むと面白く感じた。
各ヒロイン編が用意され、そのほとんどが恋人になった後の後日談的内容。
また、ヒロインたちの特徴をとらえ、
そんな後日談があっても不思議ではないだろうな…と思わされる。
激しくキスを求める絢辻さん…
幼馴染ということに悩みを持つ梨穂子…
主人公とじゃれ合う薫…
恋人になれてもまだまだ隠れた想いを見せる紗江ちゃん…
自分のことよりも恋人をとろうとする七咲…
主人公を誘惑する(?)はるか…
中には「ワザとらしい」話もあるにはあるが、
一度アマガミをプレイして、一通り楽しまれた方ならば、
ヒロインたちと主人公の様子や振る舞いに思うことがあったり、
ニヤニヤしたり…と楽しめる内容だったのではないだろうか。
特典としては面白い作品だと私は思う。


特典ではなく、単独で売ってしたとしたらどうか。
買ったとしても値段分は楽しめるかもしれない。
ただ、どこかでマンネリとした気分は払拭できず、不満があるかもしれない。
このVA0も似たような展開が多いというのは同じだと思うから。




そんなわけで、VA0を楽しく拝読させていただきました。


「エビコレ+ アマガミ」を多くの人が楽しまれたことを願います。


Various Artists-5 感想




余談。
VA0には同じく特典であったキミキスクリアポスターのイラストが掲載されていました。
私はキミキスが好きなので、このイラストは非常に楽しみにしていました。
相変わらず元気いっぱいのなるみ、
普段は快活なはずなのに物憂げな明日夏、
いつもと違って色っぽく見える深月、
無邪気な表情を見せる瑛理子、
悪戯っぽい笑みを見せ、リラックスしている摩央姉ちゃん、
口を押え、何かをこらえるような表情を見せる結美ちゃん……
あまり見ることが少なかったヒロインたちのイラストが描かれているようで、
とても面白いな、なんて感じました。
また、彼女たちに会いたくなりました。