ボクの嫁 私の嫁 〜その14

星乃さんとの思い出を語る日記。私のナカヨシルートの思い出。




夏休みが終わった。何もない1ヶ月とちょっとだった。
今、私は高校2年生。こんな感じで残りの高校生活も終わっていくのだろうか…?
好きな女の子と付き合うこともキスすることもなく…。
そんなの嫌だ…!もっと高校時代を、青春時代を謳歌したい。
好きな人に想いを伝えたい…!


私の好きな人…それは星乃結美。同じクラスの女の子。
図書委員をしている。本が好きなのかいつも本を読んでいる。
横髪を髪留めで止めている可愛い女の子…。
それくらいしか知らないけど、とても可愛く、
また、人知れず人のためにいろいろとしている娘。
花壇の水やりや雑巾洗い…
誰もやらないことを進んでやっているのを何度も見かけた。
そのたび、星乃さんは優しい娘だなぁ…そう思っていた。
(さすがに声はかけれなかったけど…)


そんな星乃さんを見ているうちに星乃さんのことが気になって、
いつの間にか好きになっていた。
星乃さんといつか仲良くなりたい。
そう思っていたら、もう高校生活も半分。
何もしなければ時間はただ過ぎていくだけ。行動しなくては!


星乃さんと仲良くなるため、私は行動することを決めた。


そんな矢先、私は職員室で星乃さんと先生の会話を偶然耳にした。


「星乃さんが転校する」という話を…。




(たぶんそのうち)つづく。
その13
その15



星乃さん…転校しちゃうの?