アニマルッ!

アマガミ precious diary」棚町薫編 第12話の感想。


あらすじ。
薫の話を聞いた純一は薫を励まそうと純一になりに言葉をかける。
しかし、次の日、薫は学校を欠席してしまう。
薫が気になった純一が向かった先は…。


とりあえず…久々のアマガミPD。
連載再開、東雲太郎先生おかえりなさい!
あまりに久々すぎて前回の内容を忘れていた…。


久しぶりに読んだアマガミPDの薫と純一はなんというか、
読んでいない間、休載されている間も交流してきたんじゃないか?
と思わせるほど、特別な二人の関係が築かれているのがよく分かった。
純一は薫のことをよく分かってる。
薫にかけた言葉にもよく知っていることが表れているし、
言葉によって薫がどのような想いを抱いたのか、薫の言動で気づくことができた。
薫も純一のことをよく知っている。
純一の言動も薫は分かっていた。純一が薫にとってどんな存在なのか…も。
二人の会話はそれがよく見てとれるものであったと思う。


また、薫の「そばにいてほしい」という想いをはじめとした薫や純一の想い・考えは
ずっと持ち続けてたけれども伝えることができなかった想いを言ったようで
個人的に好きだった。
隠していた感情をやっと表に出すことができた、というイメージよりも
今まで態度などで受け取れてきたものを改まって言葉にした、
そんなイメージがある。
そして、それを言う薫や純一が頬を赤らめて可愛らしかった。
意を決して出た言葉ではなく、確かめるような言葉…うん、そんな印象を受ける。


アマガミSSの話を引っ張り出すと、平池監督は薫との恋愛を「未熟な恋愛」と称した。
そして実際、アマガミSSでは二人の関係は短くはないが、未熟なものとして描かれた。
このアマガミPDを読んでいると、逆のように感じる。
二人の関係は思った以上に深く長く、お互いのことがよく分かっている…と。
確かに二人の思いが噛み合わなかったところがあった(ある意味未熟な部分?)。
でも、その噛み合わなかった部分もすぐに修正でき、
なおかつ、お互いの気持ちを確かめ合うことで改めて関係が深くなった。
夫婦喧嘩の仲直りして夫婦の絆が強くなるとか、なんとか、そのイメージ。
そんなアマガミPDを読むと、薫との関係が未熟なものとは思えないのだ。


さて、復活したアマガミPDを楽しく読ませていただいた。
次回はどんな話になるのか、楽しみにしたい。


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