アニマルッ!

アマガミ precious diary」棚町薫編 第13話の感想。


あらすじ。
クリスマス。純一は薫とデートの待ち合わせ場所にいた。
そして、遅れてやってきた薫。
二人はどんなクリスマスを過ごすのか。


クリスマスデート。
話はもうクライマックスに差し掛かりました。
どうも2回くらいにわけて描かれると思われ、
今回は浜辺の話で、タワーを目の前にするところで終わっていました。
次回はポートタワーの話なのかな?


確か、前回の話で二人の間柄がこう…深い関係であることが改めて感じられた、とか、
そんなことをここで書いた気がする。
この話においてもそう感じられ、
「あんたの嫌がることをするわけない」という薫のセリフは印象的だった。
ゲームにおいても同じセリフがあるけど、個人的に色々なことを考えられるな…と。
アマガミPDではトラウマ描写がないけど、プロローグでトラウマ描写があるゲームおいて、
「待ち合わせの約束をすっぽかされる」ことを心配していた主人公に
薫が「するわけない」と言い切るシーンはいい対比になっていると思う。
二人はいいパートナーなんだって、思わされる。
また、薫が2年前のクリスマスのことを知っていたならば、
そのセリフはさらに重みが増すセリフになるのではないか、そんなことを考えられる。
もちろん、薫が主人公のトラウマを知っているという描写はないけどね。ただの戯言。


今回の話で最も印象が強かったのは薫の独白だろう。
薫の母親の再婚話に対する想いを語る場面。
アマガミSSなんかではあっさりと終わった薫の母親の再婚話。
このアマガミPDにおいては、一筋縄ではいかず、
いまだに薫は反対の意向を示している。
個人的に、再婚話など家庭の事情というのは
三者が絡んだところであっさり解決するものでもなく、
思春期の少女ならばなおさら考えるところがあり、
すんなり終わることのない問題だと思っている。
そんな思いから、薫の「再婚反対」の言葉は納得できたし、当然のように感じられた。
薫の家庭問題をしっかりと扱っていることが読み取れ、結構嬉しい。
次回以降の話でこの「再婚話」がどうなっていくのか、解決の兆しはあるのか、など、
期待して読んでいきたい。


そんな感じで楽しみました。
もしかして、次回は薫編 最終話なのかな?
薫編のラストに期待します。


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