アマガミSSのSSって…? - 38 -

アマガミSSの感想という駄文を書く日記。


今回は「アマガミSS」Bru-ray&DVDの連続購入特典である
新作ショートアニメーションDVD(はるか・薫・紗江サイド)について書きたい。




…と、その前に少し言わせてもらうと、
連続購入特典と称して、封入してあるハガキと券で応募して届けてもらう…
というシステムは分かる。
だが、なぜそこでお金をとるのだ?と疑問に思う。
1000円というお金を別途に払って特典のDVDを得るというのは納得がいかない。
特典と言いつつも、わざわざ1000円で新しいDVDを買わせているだけではないか。
それは本当に特典なのだろうか?
新作ショートアニメーションDVDと銘打つのであるのだから、
どんな話なのか気になって、見たいと思うのが多くの人の想いであり、
そんな人に「じゃあ、1000円別にくれたら見せてやる」というのは
足元を見られているようで嫌な気分。


また、視聴する前から、1000円+α分の価値はあるのだろうか?と思っている。
ぶっちゃけ、低予算で間に合わせ程度に作ったんじゃないの?と不信感すら抱いている。
例えば、本編の薫のヘソキスをあげると、
序盤頃で、しかもおそらくスタッフが力をいれているであろうエピソードのハズが
のぺーっとしていて、あまり良いものとは思えなかった。
(ヘソキスがどうであろうと本編には関わっておらず、どうでもいいとは思っているが)
序盤でコレなのだから、新作アニメーションDVDも同じだろう…と。
それほどまでに私はアマガミSSに対して、評価をしていない




そんな姿勢で視聴しているという前提で、以下、感想。


第一印象だが、どうしても「低予算なの?」と予想通りの印象を持ってしまった。
なんというか、不自然な一枚絵が多いな…と。
いきなり一枚絵のシーンになり、絵の少なさをごまかしているな、と。
ハッキリ言うと「手抜き」じゃないか、と。
「原作のイベントのアニメーション」と告知し、あらすじも出しているのだから、
ファンが見たいのはゲームにはないアニメの「動き」ではないだろうか。
このDVDはそれが省かれてしまったため、期待外れに感じる。


特典のアニメなんだから、多くは望めないのかもしれないし、
これでも3本合わせて1000円分のアニメに相当すると言われれば何も言えないが、
やっぱり1000円別に払っているわけだし、
何より、毎回BDorDVDを買って楽しみにしてくれたファンに対して、
あきらかに「手抜き」と思われる作品を出すのはちょっと…と思ってしまう。


内容に関していくつか触れる。


一つはオリジナルではないこと。
新作ショートアニメーションDVDと言うならば全部オリジナルにしてもいいのに…
むしろ、その方が見る際も楽しみが増えるのでは?と思ったり。


二つ目。全部クリスマス前なんだな…ということ。
私はてっきりアフターストーリーを描いているのかと思っていたので。
良く考えると薫の話や紗江の話はアフターストーリーでは出せない話ではあるが…(汗)


三つ目。アフターストーリーでないなら、なぜこのイベントか。
クリスマス前…ということは本編につながるような話があってもいいはず。
絶対とは言わないけど、その方が興味深さはあると思う。
そうでないならば、サービスカットなどで面白くするのもいいと思う。


薫はサンタコスの話。
薫はサンタコスが用意されているヒロインの中で本編中でサンタコスを披露していない。
そういった意味では、このイベントがあって当然と思えるかもしれない。
また、ほんの少し薫の家庭にも触れられていた。
新しいお父さんから「バイトしなくていい」と言われていること…。
これは薫の家庭がどうなっているの?という考えに対し、考える部分が増え、
面白いと思う。


紗江は誕生日プレゼントの自作写真集の話ですね。
ゲーム中、紗江の写真集が登場したことはしたが、内容までは分からなかった。
が、アニメでその中身の一部について出てきた…というのは興味深い。
なるほど、素晴らしい写真だ(笑)
写真ならば動く絵を描く必要もなく、制作する方も都合がいいのかもしれないが、
アニメでゲームでは描かれなかった部分を描いたのは良いと思う。


はるかはファミレスの話。パフェの話。
…これはイマイチに感じた。なぜこのエピソード?と。
本編につながるような話もないし、
一枚絵が多い中途半端な描写でドキドキ感もあまり感じられなかった。
森島先輩が隠れたり、下から覗き込んだりする可愛さとか、
純一の薫にバレたくない!というドキドキ感とか…伝わらず、
個人的には面白くなかったかなぁ…と。
動きが少ないこと、純一の感情描写が中途半端であること、が原因だと思うが…。


4つ目…は個人的な話。
中多紗江編の中田譲治さんのナレーターがうるさい。
紗江ちゃんが恥ずかしがっているシーンの心情は
紗江ちゃんの声で聴いた方が興奮するし、ドキドキする…と思う。
「お前が言うな!紗江ちゃんに言わせろ!」と、画面に向かって言っていましたw


5つ目。裡沙ちゃん
ああ、裡沙ちゃんがいるね。終わり。
…だって、裡沙編見てても、このアニメ―ションは本編に関わらなさそうだし、
「ああ、いるね」程度でいいかな、と。
突飛な行動しているわけじゃないしね。(ストーカー行為は突飛な行動では??)




全体的に思うことはやはり1000円の価値はあるのか?と言うと「うーん」であること。
内容はちょこちょこ興味が惹かれるところはあったかな…程度。
こんな感じ。


以上。
逢・梨穂子・詞サイドの感想は次回。


その0 購入し、視聴するまで


その37 『アマガミSS キャラクターソングアルバム 「For You・・・」』感想
その39 「アマガミSS」新作ショートアニメーションDVD(逢・梨穂子・詞サイド)感想