追悼

1年…
早いと言えば早い。だけど、あれからまだ1年しか経っていないと思うと、長く感じる。
それほどまでにあの人がいなくなって、長い時が経ったように思うのだ。


いなくなった人というのは忘れ去られるのが世の常だろうか。


そんなことはないだろう。
これから先、何か成すことも、私たちとともに同じ時を過ごすこともないが、
彼女がやってきたこと、同じ時を過ごしたことはなくなるものではない。
私たちが彼女を思い出すたびに、私たちの心の中で彼女は活き続け、華やかな時を過ごす。
ちょうど1年経った今日という日に、多くの方が彼女を想い、考えたとき、
ああ…彼女は、彼女の声は、彼女が生み出したキャラクターは活き続けている…
ハッキリとそう思うことができた。


そんな川上とも子さん1周忌。