おーれはー

フォトカノ Happy Album」のジャイアニズムでの連載が本格的に始まった。


フォトカノ Happy Album」は実原のHルートの話。
コミッククリアで連載している実原Lルートの物語の「フォトカノ Love Album」と
対になる物語。
2つの物語が同時進行することになり、
それぞれでどのような物語が展開されるのか、非常に興味深いものがある。


ところで、片や季刊誌、片や毎月更新のWeb漫画ということで、
連載のスピードの違いとかはいいのかな?
これからの展開次第だとは思うが、これも少々気になる。


以下、フォトカノHAの感想を述べる。


あらすじ
ある日の昼休み、カメラを持った女の子、実原とであった前田一也。
実原のアドバイスで部活に入ることを決心した一也は
その放課後、九堂先輩から勧誘を受け、写真部に入部することに。
しかし、写真部は一也が実原から聞いていたフォト部とは違うことに気づく。
一也の高校生活は、写真ライフはどうなるのか?


どうも話の流れ的には前回の話と時系列がかぶるところもありつつ、
その続き(と思える)話。
前回は階段から降りてくるところを九堂先輩に勧誘され、
写真部に入部するたところで終わっていたが、
今回は実原の出会いから始まり、場面が変わって写真部に入部した直後が描かれた。
前回の階段を降りるところが実原と出会った後、屋上から降りてくるところで、
その際に九堂先輩から勧誘を受けた…と考えれば話の流れは繋がる。
(となると、前回の新見遙佳の登場はなんだったのか?となるが、無視しよう)


写真部の話ということもあり、
フォト部の話のフォトカノLAとの対比させるためにコミカル調で話が進むかと思いきや、
(一也の妄想、部を間違える、内田の登場などコミカルな面はあるが)
実原の「人を撮るのが苦手」「笑顔が苦手」…と、
何やら物語にかかわる要素が象徴的に描かれ、全体的に非コミカルな面をのぞかせる。
ちなみに、LAもHAも両方とも実原の出会い方が全く同じだったり、
部を間違えたりと、展開が似通っているのは面白い。
今後も展開の際に注目したいところ。


また、展開の都合からかHAの方がLAよりも展開が早く、
多少なりとも実原と話をしたり、実原の写真を撮ったりしている。
この辺は季刊誌と毎月更新の違い…かな?


2つの違ったストーリーということで、非常に興味深い二作品。
これからも注目していきたい。


vol.2 感想・後編


フォトカノ Happy Album 第2話感想


フォトカノ Love Album 第1話感想