誕生日おめでとう!
今日は絢辻詞さんの誕生日です。
きらきらめく雪が夜空に舞う聖夜。そんな雪降る夜に伝えたい想い…。
その想いとは一体何か…考えたことはありますか?
相手が好きだという気持ち?
ずっと一緒にいたいという願望?
これから先の二人の未来?
ある人はずっと凍えていた。
誰も来ない一人ぼっちの空間で。
期待に満ち溢れて、自分のもとにやってくる人を待っていた。
でも、誰も来なかった。
誰も彼女を見てくれない。彼女を認めてくれない。彼女を知ってくれない。
そして…誰も彼女を受け止めてくれない。
誰かの陰に隠れ、一人ぽっちの寂しい気持ち。
持っている者と持っていない者の差に苛立つ気持ち。
思い通りにならない歯がゆさ。
期待していたものに裏切られる悲しさ。
いつしか彼女は偽るようになった。
打算、虚飾、権力…使えるものは使った。
一人ぽっちにならないように。
自分が惨めにならないように。
すべて思い通りになるように。
そして、人を信じることをやめ、自力でなんでもやれるようになった。
最初から人に期待しなければ、裏切られることなんてないから。
弱い自分を隠すように彼女は自分という存在を作り上げた。
彼女が本当に伝えたかったものは…そんな自分の姿かもしれない。
いつの日かそんな彼女の想いを受け止めることができる日はやってくるのかな?
絢辻さん、誕生日おめでとう。