女神様
ファミ通コミッククリアにて3週連続連載となったアマガミサマ2。
前置きになるが、3週連続で公開される、これらの話は
今月発売になる単行本に収録されるだろう。
そのため、ひと月に1度の更新ではなく3週連続になっているのだと推測している。
つまり、単行本発売に合わせるため。
さて、以下、第1話の感想。
「アマガミサマ」という作品において、欠かせない存在と言えば、
作中にも出てくるヒロインたちのデフォルメ姿をした謎のキャラクターたち。
作中では「アマガミサマ」と言われ、この作品のタイトルにもなっている。
当然、この作品のオリジナルであり、ゲーム本編には一切登場しない。
なのに、不思議なことがいくつもある。
不思議な存在(かつて作中で「神様」という表現があったが)にも関わらず、
さも当たり前のようにアマガミサマと作中の登場人物たちが触れ合っている。
こいつらいったい何なんだ?と普通は思うところなのに。
登場人物も読者も、そんなことにあまり触れずに今まで物語が描かれてきた。
そして、この話では“その部分”に触れている。
今までと異なり、登場人物たちが「アマガミサマ」の存在に多種多様な反応を示している。
ときには困惑し、ときには驚愕し、ときには……愛でて?
とにかく「アマガミサマ」という存在について、
登場人物が一切の知識も理解もなく、物語が描かれている。
「この子たちは何なの?」「各キャラには特殊能力があるの?」等々。
深くは説明されなかったようなことを『アマガミサマ』テイストで紹介している。
「今までと違う」ということ。実に興味深い。
この「アマガミサマ」たちを通じて、各ヒロインたちがどのような物語を見せるのか、
とても楽しみである。
ところで余談。
「アマガミサマ」の単行本1巻では「アマガミサマ」は「神様」と表現されていましたが、
「アマガミサマ2」での「アマガミサマ」の立ち位置は「症状」に変更になったんですかね?
ちょっとこの辺りが気になります…。