深夜の戯言より

twitterでふとあることを考えていた。


フォトカノKissというゲームはうさパワーという要素により、
エンカウントシステムといったランダム要素があってないようなモノになってしまい、
非常に難易度が低下し、遊びやすくなった。
同時に攻略が難しいモノに対して、あれこれ策を立てて攻略する要素がなくなった。


これはマイナスのことであろうか?
フォトカノに関してはNoと私は答える。


フォトカノの良さは恋愛SLGとしてのストーリーもさることながら、
一番の売りはカメラで女の子を撮影するフォトセッションであり、
そこに至るまでの過程で手間をプレイヤーに課すのはナンセンスである。
前作の無印フォトカノにおいて、
うさパワーを使う以外はエンカウントするのも手間、
狙った服装を撮影する(時間割を把握すれば比較的楽であったが)のも手間、
攻略に気を取られてしまいフォトセッション用にうさパワーを使うのが惜しまれる…
といった弊害が生じていた。
ランダム要素をうさパワーの機能向上により、形骸化したKiss版においては、
エンカウントしやすい、攻略(スキ、ナカヨシ、ヒタムキ調整)が楽になった、
これらの要素により、フォトセッションに力をさけるようになったと思う。


ランダム要素を否定するわけではない。
難易度を調整するのに、ランダム要素を用いるのは簡便であろう。
しかし、ランダム要素によって売りとなるシステムやコンセプトが隠れしまうのは
非常にもったいないことである。


フォトカノKissというゲームにおいて、
うさパワー機能が使いやすくなったことは非常に良いことであったと私は思う。
フォトセッションを楽しめるようになった…そう、実感している。