アニマルッ!

アマガミ precious diary」棚町薫編 第4話の感想。


ふと窓の外を見ると、そこには一人で座っている薫がいた。
純一は外へ行き、薫に声をかける。そして……。
という話。


ノーカウントキス、間接キス……そして、今回のキス。
間接キスをキスとカウントするのかというのはともかく、
今回、みょーに柱の言葉が気になったので考えていた。
キスをするごとに二人の関係はどう変化しているのか、ということ。


最初、二人の関係について考えていたが、
ノーカウントキスの後、結局今まで通りの関係でいいということになった。
間接キスの後、田中さんの一言で慌てる二人。
ここで薫は田中さんの「二人は恋人というより親友」のより、一瞬黙ってしまう。
気に障るというか、ショックだったかもしれない。(今のままの関係でいることに?)
そして、今回のキス。
薫が「キスしよっか」と言いだして、半ば強引にキスをしたキス。
(最初の「キスしよっか」は、うっかり言ってしまっただけかもしれない。)
ここで、二人の関係について、薫の口から「男と女でしょ」という言葉が出た。
『親友』『悪友』ではなく、『男と女』異性としての関係を望んでいると読める。


二人の関係は正直あやふや。
でも、薫の心情は分かる気がする。薫がどのような関係を望んでいるのか。
キスするごとに薫の想いの変化がみられる。


では、純一は?純一は薫のことをどう思っているのか?
純一が薫を異性として見ている節はところどころ見られる。
胸とか身体の一部を気にしたり、いきなり顔を近づけられて慌てたり、など。
だけど、薫のように『男と女』の関係を望んでいないような発言をしている。
そうでなくとも、「ずっとこのままの関係でいい」と思っていたり、
「急激な変化を求めていない」と思っているように思える。


だけど、キスをした。
このキスの後、純一はとても戸惑っていた。
もし柱の言う通り、キスするごとに関係が変化し、
純一はこのキスで何か変化があるかもしれない。そんな気がする。


そんな風に二人が何を想っているのか、想像すると楽しく、とても面白かった。


純一がどのような変化を見せるのか。
そして二人の関係はどのようになっていくのか。
とても楽しみです。


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